Walliserops / ワリセロプス
Walliserops (ワリセロプス)は、モロッコ産デボン紀三葉虫その多くと同じPhacopida (ファコプス目)中のAcastidae (アカストイド科)に属します。Walliserops (ワリセロプス)の最大の特徴は、頭部先にあるアンテナのようなフォーク状の突起です。その突起が長いタイプ・通称"long-fork (ロングフォーク)"と呼ばれているW.trifurcatus (W.トリフルカトゥス)、短いタイプ・通称"short-fork (ショートフォーク)"と呼ばれるW.tridens (W.トリデンス)やW.hammii (W.ハンミイ), W.lindoei (W.リンドエイ)などが、現在報告されている代表的な種類です。