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Maurotarion / マウロタリオン

Maurotarion (マウロタリオン)は、Proetida (プロエトゥス目)の中のAulacopleuroidea (アウラコプレウラ超科)、Aulacopleuridae (アウラコプレウラ科)に属しており、モロッコ産デボン紀三葉虫の人気種である、Cyphaspis (キファスピス)Otarion (オタリオン)が同じくこの科の種類です。これらは小さいながらも鋭く長い頬棘が印象的な種類です。

北米のMaurotarion (マウロタリオン)は4種存在し、その中でも特に米インディアナ州のシルル紀Waldron Shale (ワルドロン頁岩)からのMaurotarion christyi (マウロタリオン クリスティ)、あるいは米オクラホマ州のデボン紀Bois d'Arc層からのMaurotarion axitiosum (マウロタリオン アキシチオスム)が有名です。どちらも大きさは1cmほどの小さな種類ですが、派手な頬棘で存在感がある種類です。

Maurotarion christyi
マウロタリオン クリスティ
【MAU-001】
シルル紀
Waldron Shale
Shelby County, Indiana
詳細写真 USA
本体 : 縦1.1cm(直線測定) x 幅0.8cm
SOLD 母岩 : 6cm x 6cm
価格 : ¥3,238 (税込¥3,400)
特記 : 小さな種類ですが、この産地でも産出量が少ない珍しい種類の標本です。
残念ながら、左頬が遊離、右頬は残っていませんが、胸部と尾板は非常に美しく保存されています。このような欠けのある三葉虫標本は市場では完体のものの1/5から1/10の価格で取引され、それゆえ今回の標本もかなりお手頃価格ですが、この標本は人工的な樹脂による補塡は一切されていませんので、ナチュラルな標本をお求めになられる方にはお薦めです。