Arctinurus / アークティヌルス
Arctinurus (アークティヌルス)は、世界中の三葉虫の中で最も産出量が少なく稀少な存在であるorder (目/もく)であるLichida (リカス目)に属し、このArctinurus (アークティヌルス)はその属の中でも特に稀少で奇抜な体を持つLichoidea (リカス超科)に分類されます。この科にはHoplolcihas (ホプロリカス)/Hoplolichoides (ホプロリコイデス)、Metopolichas (メトポリカス)など、典型的な稀少な仲間がいます。
北米で最も有名なリカス目であり、今なお世界中の三葉虫コレクターから引っ張りだこな種類が、このArctinurus (アークティヌルス)です。稀少であることに加えて10cm前後というその大きさ、粒々で覆われた全身表面、三葉虫のイメージからかけ離れた円形に近い外観が、非常に高い人気を誇る理由のようです。