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Elrathia / エルラシア

Elrathia (エルラシア)は、Ptychopariida (プティコパリア目)、Ptychopariina (プティコパリア亜目)、Ptychoparioidea (プティコパリア超科)、Alokistocaridae (アロキストカレ科)に属します。この科にはAmecephalus (アメセファルス)やAltiocculus (アルティオクルス)がその代表的な属です。しかし何と言っても最も馴染みがあるのは、カンブリア紀中期の三葉虫であるElrathia kingii (エルラシア キンギ)です。この種類はおそらく世界で最も数が出回っている三葉虫であり、国内でも博物館や自然科学系のイベントはもちろんのこと、時に雑貨やお土産を扱う店先ですら売られていることも多く、楕円形で灰色をした2-3cmの平坦なその実物を手にされた方も多いのではないでしょうか。

Elrathia (エルラシア)は、米ユタ州・カンブリア紀中期のWheeler層からのE.kingii (E.キンギイ)、およびその一段上のMarjum層からのE.marjumi (E.マルジュミ)の他、この属の名前の元となった米アラバマ州 (および米ジョージア州)の同じくカンブリア紀のConasauga ShaleからのE.antiquata (E.アンティクアタ)など数種類が記載されています。