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Labiostria / ラビオストリア

Labiostria (ラビオストリア)は、Asaphida (アサフス目)の中のAnomocaroidea超科 (アノモカリオイデス)Aphelaspididae (アフェラスピデラ科)に属しており、この超科は最も原始的なAsaphida (アサフス目)の種類です。Labiostria (ラビオストリア)の最大の特徴は、後方に伸びた胸部のpleural spine (肋棘)です。

カナダ・ブリティッシュコロンビア州の南東部Cranbrook近くのカナディアンロッキーからは、McKay Group (マッケイ群)と呼ばれるカンブリア紀後期の地層が広がり、三葉虫が多数産出することが知られています。この産地からの代表的な種類としては、このLabiostria (ラビオストリア)、Wujiajiania (ウジアジアニア)、Elvinia (エルヴィニア)、Irvingella (イルヴィンゲラ)などが挙げられます。この産地のものはどの種類も数mm-2cmくらいのとても小さいものが非常に多いのが特徴です。

Labiostria westropi
ラビオストリア ウェストロピ
【LAB-001】
カンブリア紀後期
McKay Group
Cranbrook, British Columbia
詳細写真 Canada
本体 : 縦1&0.8cm x 幅1&0.7cm
SOLD 母岩 : 4cm x 3cm
価格 : ¥8,000 (税込¥8,400)
特記 : この産地の代表的種類の完全体が2つ入った、ポジネガ(凸凹)標本です。
ポジ&ネガ、ネガ&ポジの組み合わせです。両個体とも頭部先から尾部先端まで美しく保存されており、特徴的な肋棘もはっきりと観察できます。