Stenopareia / ステノパレイア
Stenopareia (ステノパレイア)も1867年にSalter博士が既に論文発表している、三葉虫の中ではかなり昔から知られている種類の一つです。この種は、Corynexochida (コリネクソカス目)の中のIllaenina (イレヌス亜目)、Illaenidae (イレヌス科)ですので、ロシア産オルドビス紀三葉虫の代表Illaenus (イレヌス)やDysplanus (ディスプラヌス)、あるいはポルトガル産などのEctillaenus (エクティレヌス)が全く同じこの科に属する仲間です。大きく単純な頭部と尾板にジャバラのような胸部が特徴です。