Phacopidina / ファコピディナ
フランス北西部・Rennes/レンヌ周辺には、オルドビス紀中期Llanvirn (ランビルニアン/約4.7億年前)の地層である、Traveusot Formationが広がり、ヨーロッパの代表的なオルドビス紀三葉虫の産地となっています。この地層の時代は、同じヨーロッパのもう一つのオルドビス紀三葉虫の代表的産地である、ポルトガルのオルドビス紀中期のValongo Formation (ヴァロンゴ層)と重なるため、同じような種類の三葉虫が別の離れた場所から産出することも興味深い点です。
Phacopidina (ファコピディナ)は、Phacopida (ファコプス目)の中のAcastoidea (アカストイド超科)、Acastidae (アカストイド科)に属します。この科には特に多くのモロッコ産デボン紀三葉虫が属し、Coltraneia, Comura,Erbenochile (エルベノチレ), Psychopyge, Saharops, Walliseropsなど、非常に特徴的な種類がたくさん属する科でもあります。
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Phacopidina micheli micheli | |
| ファコピディナ ミケリ ミケリ | ||
| 【PHP-002】 | ||
| オルドビス紀中期 | ||
| Traveusot Formation | ||
| Rennes, Bretagne | ||
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France (フランス) | |
| 本体 : | 縦1.9cm(直線測定) x 幅0.9cm | |
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母岩 : | 6.5cm x 3.5cm |
| 価格 : | ￥9,300 (税込￥10,230) | |
| 特記 : | フランス産オルドビス紀三葉虫の代表的な種類の標本です。 | |
| 完全な個体の横に、頭を母岩に突っ込んでいるように見える一回り大きな個体が載っていたダブルプレートです。完全な個体の方は、両複眼も観察できる欠けのない美しい保存状態です。同じプレート上に同じ種類の2個体が寄り添って美しく保存されているという、大変興味深い標本です。 | ||
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Phacopidina micheli micheli | |
| ファコピディナ ミケリ ミケリ | ||
| 【PHP-001】 | ||
| オルドビス紀中期 | ||
| Traveusot Formation | ||
| Rennes, Bretagne | ||
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France (フランス) | |
| 本体 : | 縦2.8cm(直線測定) x 幅1.5cm | |
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母岩 : | 4cm x 2.5cm |
| 価格 : | ￥6,095 (税込￥6,400) | |
| 特記 : | フランス産オルドビス紀三葉虫の代表的な種類の標本です。 | |
| 母岩と三葉虫本体との色のコントラストが美しい、体全体がきれいに残された、真っすぐに伸びた個体の標本です。尾部左側に少し損傷があるものの、全体としてはファコプス目の典型的な姿を一目で確認できる、なかなかの状態の標本です。 | ||
