トップページ > 販売リスト > モロッコ産三葉虫 > Saharops (サハロプス)

Saharops / サハロプス

Saharops (サハロプス)は2001年に新しく提唱された属で、サハラから産出することからこの名が付けられました。この種類はPhacopida (ファコプス目)中のAcastidae (アカストイド科)に属し、Coltraneia, Comura, Cryphina, Hollardops, Metacanthina, Morocconites, Psychopyge, Walliseropsなど、モロッコ産デボン紀三葉虫のほとんどの代表的な種類と同じ仲間です。Saharops (サハロプス)は、何と言っても全身棘に包まれたからだが特徴で、その派手な風貌ゆえに大変人気が高い種類です。

Saharops sp.
サハロプス
【SAH-001】
デボン紀
Boulach-Ghal
Atlas Mountains
詳細写真 Morocco
本体 : 縦7cm (直線測定)
母岩 : 8cm x 8cm
価格 : ¥71,400 (税込¥78,540)
特記 : 全身が尖ったパーツで覆われているあまり産出しない種類、すべてのパーツを宙に浮かせたフライング仕上げの標本です。
全体的に艶がなく白っぽい印象を受けますが、これは最外殻表面の薄い白い膜のような部分を丁寧に残してクリーニングしているためで、そういう意味でも非常にナチュラルな状態です。それは若干地中の圧力で少し押されている両眼についても複眼が最大限剖出されていることから、いかに時間をかけて丁寧にクリーニングされているかがよく分かります。大きさも7cmあるために、似たイメージのあるホラドプスなどに比べても一回り大きく、実物は写真で見るよりもずっと存在感があります。